VR HMD Pico Neo3 Link 開封&初期セットアップ
VR HMD Pico Neo3 Link 開封&初期セットアップ
中国 Pico Technology が製造、販売している VR HMD『Pico Neo3 Link』を購入しました。
8月頃に購入していましたが、多忙により執筆が遅れました。
すでに後継の『Pico 4』が発表、販売されています。
今更ではありますが、開封と初期セットアップ、基本的な使い方について説明していきます。
なお、セットアップは2022年11月に実施しており、バージョン 4.8.15 を使用しています。
バージョン 4.8.15 以前では Pico アカウントのログインが必須でしたが、現在はセットアップ後の操作へと変更されています。
輸送箱
輸送箱です。かなりの大型の段ボールで配送されました。
比較用に iPhone 12 mini を載せています。
梱包箱
梱包箱です。輸送箱の段ボールにすっぽり入る大きさです。
ホログラム加工がされており、虹色に反射しています。
開封
VR HMD、左右のコントローラーが格納されています。
左右の箱には、 PC との接続用ケーブルや、鼻のすきまを埋めるパッド、めがね利用時のスペーサーなどが格納されています。
スペック
スペック表は下記の通りです。
項目 | 内容 |
OS | Android 10 ベース ※GMS未認定 |
CPU (SoC) | Snapdragon XR2 8コア, 7nm |
RAM | 6GB (LPDDR4X) |
ストレージ | 256GB (UFS 3.0) |
画面 | 5.5インチ 3664 x 1920, LCD |
タッチ方式 | なし |
Wi-Fi | 802.11b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | 5.1 |
モバイルNW | 非対応 |
カメラ | 全周囲カメラ4個 (周辺危険確認用) |
SDカード | 非対応 |
USBポート | USB Type-C 2.0 OTG 対応 |
イヤホンジャック | 搭載 |
電池 | 5300mAh (HMD) 単3アルカリ電池2個 (コントローラー左右それぞれ) |
サイズ | 135(W) x 112(H) x 190(L) mm (HMD) |
重量 | 385g |
その他 | スピーカー有り マイク有り ヘッドセットセンサー、 9軸センサー、接近センサー GPS無し 生体認証センサー無し |
この発売時期で提供可能な高スペックです。VR HMD としては他社と性能に大きな違いはないように思います。
セットアップ
実際にセットアップをしていきます。
初期画面
電源を入れた画面です。画面に従い、コントローラーを用いてキャリブレーションを実施します。
キャリブレーションの完了後、『次へ Next』を選択します。
選択は、コントローラーの中心から伸びる白点を対象に合わせ、トリガーボタンを押し込むことで実現します。
言語選択
言語選択画面にて、『次へ』を選択します。
地域選択
国/地域の選択画面にて、『日本』を選択します。
装着ポジション調整案内
画面に従い、装着の調整を行い、『次へ』を選択します。
必要に応じて画面に従い瞳孔間距離の調整を行います。
完了後、『次へ』を選択します。
Wi-Fi 接続
ネットワークに接続するため、利用可能なアクセスポイントを選択します。
アクセスポイント接続時のパスワードは、仮想キーボードにて入力を行います。
接続完了後、『次へ』を選択します。
プライバシーポリシー
文面は中国語でした。
データ共有の同意はオプトアウト可能であるため、必要に応じて同意を行い、『次へ』を選択します。
セイフティポリシー
文面は英語でした。
安全に関するポリシーに同意するためチェックを付与して、『次へ』を選択します。
周囲の安全確認
本体内蔵のカメラにて、周囲の映像が白黒で投影されます。
周囲の安全の確認を行い、『プレイを開始』を選択します。
※安全確認の画面はキャプチャ出来ませんでした。
注意事項
レンズが直射日光に当たると破損する恐れがあるとのことです。
未使用時は注意して設置しましょう。
『了解』を選択します。
デモ映像
メーカーが用意したデモ映像を視聴可能です。
VR 空間で迫力のある映像を見ることだできるため、1度は再生することをおすすめします。
後で視聴する場合は、右上の『×』ボタンを選択します。
セットアップ完了
セットアップが完了して、ホーム画面が表示されます。
利用可能なアプリ
ライブラリ
インストール済みの利用可能なアプリが表示されます。
ブラウザや Pico アカウントのログインを行うことが可能です。
ファイルマネージャーを利用することで、サポート範囲外とはなりますが、Android 用の APK ファイルにてアプリのインストールを行うことが出来ます。
Pico ブラウザ
Web ブラウザがプリインストールされており、Web ブラウジングを行うことが出来ます。
見栄えとしては、Android 向けのアプリが VR 空間に浮いたような状態となります。
また、他のゲームなどのコンテンツは、Pico アカウントでのログイン後、アプリストアから購入を行うことが可能です。
設定画面
VR 空間が表示された後、下部に表示されるメニューの設定アイコンから、本体設定へとす済むことが出来ます。
デバイス情報を確認したところ、Android 10 ベースであることがわかりました。
また、本画面の右側に表示されている『デバイス情報』から、アップデートの確認、インストールを行うことが可能です。
おわりに
スタンドアロンの VR HMD を初めて利用しましたが、周囲すべてが VR の画面内となる状況は、いわゆるスマホ VR とはレベルが違うものと感じました。
ただ、大変残念なことに筆者は 3D 酔いをしやすいようで、短い時間しか操作が出来ていません。
せっかくなのでもう少しゲームなどを実施してみたいとは思いますので、少しずつ頑張ってみたいと思います。
2022年12月中には、少し特殊な使い方をした記事を更新したいと思います。
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