Y!mobile 版 AQUOS wish2 を Workspace ONE UEM に加入してみる

Y!mobile 版 AQUOS wish2 を Workspace ONE UEM に加入してみる

2022年6月23日に販売が開始された Y!mobile の SHARP AQUOS wish2 A204SH を購入したので、Workspace ONE UEM への加入を実施してみました。

Android Enterprise Recommended 確認

AQUOS wish2 は、Google 社の Android Enterprise Recommend として認定されています。

そのため、安心して Workspace ONE UEM への加入が行えます。

AQUOS wish2 AER確認

Workspace ONE UEM へ加入

Work管理対象としてセットアップするために、QRコード加入を実施してみます。
システムアプリを削除するセットアップを行い、前後の状態を比較してみます。

AQUOS wish2 セットアップ初期画面

QRコードリーダーも問題なく呼び出されました。

通常セットアップでも気になりましたが、標準でダークテーマとして設定されているらしく、セットアップ画面の多くが黒背景として動作しています。

AQUOS wish2 EMM QRコードリーダー

以降、ダークテーマであること以外は、他の機器と変わらない表示、操作で、セットアップが行えました。

AQUOS wish2 EMM Setup 1AQUOS wish2 EMM Setup 2AQUOS wish2 EMM Setup 3


セットアップ後、AQUOS Home の起動時に通常セットアップと同様の通知に関する画面が表示されました。

AQUOS wish2 EMM Home Notifications

ホーム画面の表示です。
システムアプリの削除に伴い、多くのアプリがなくなりました。
ただし、Y!mobile メールアプリは残りました。

AQUOS wish2 Home 1AQUOS wish2 Home 2

アプリ一覧です。
他の機器とそれほど変わらず、最低限のアプリのみが残っています。
前述のY!mobile メールアプリ以外は特に残りませんでした。

AQUOS wish2 アプリ一覧 1AQUOS wish2 アプリ一覧 2


Hubアプリの画面です。
AQUOS wish2 のモデル番号 A204SH として表示されています。
また、今回初めて気がついたのですが、Hubアプリはダークモードに対応しているようで、背景が黒くなりました。

AQUOS wish2 Hub アプリ

Workspace ONE UEM コンソール画面です。
メーカー情報が『SG』と表示されています。この表記の由来は特定できませんでした。

AQUOS wish2 UEM コンソール画面

シリアル番号は箱、本体のラベルには記載されていませんでした。
なお、箱には eSIM に対応しているため、一部キャリアで必要となる EID 番号およびバーコードが印字されていました。

管理上、特に問題となる動きはありませんでした。

デバイスワイプも問題なく実施出来ています。

Android Enterprise Recommend であるため、このあたりは安心出来ると思います。

おわりに

AQUOS wish2 は高コスパであるため、検証用途では十分すぎる性能を有しています。

また、SHARP端末はOSバージョンアップを2年間、セキュリティアップデートを3年間提供することを宣言(『安心の詳細』の最下部AER対応機種一覧)しているため、長く使うことが出来ると思います。

AQUOS wish2 OSバージョンアップ
AER一覧

また、検証機だけで無く、実際の企業での導入としても、セキュリティパッチ提供期間の長さ、コストを考慮しても、非常に魅力的であると思います。

Android デバイスを社用スマートフォンとして展開することを検討している担当の方がいらっしゃいましたら、検討する価値はあると思います。

取り扱いがY!mobileの他、ドコモでも行われていますので、担当の法人営業へ相談をしてみるとよいかもしれません。

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